なんというなんというドリーム小説!!!!

まーくんがあんまり完璧なドリーム小説を書くもんだから私も必死に対抗してみたよ!!!!!でもまーくんのドリーム小説のオマージュです!!!!!!

私の隣に寄り添うようにして座っていた彼が、突然「コンビニ行かない?」と口にした。穏やかな笑みを携えながら、決して強制するでもない物言いで、勿論それを否定する理由が私にはなかったため、同じように笑顔で頷いた。
自動ドアがゆっくりと開く。肌を刺すほどの冷気が掠める。外は座っているだけでも汗がにじむというのに、ここはいつもいやに寒かった。一瞬身体を震わせると、それに気付いたのかそれとも無意識か、並ぶようにしていた彼の手が自分の手を握った。もういい加減慣れてもいい頃だというのに、追いついていた鼓動は当たり前のように跳ねた。ああ、こういうところが好きなんだよなと、いやでも実感させられる瞬間だ。数歩歩いて、レジの前に着くと、まるで購買意欲を掻き立てられない包装の花火がちらと目に入った。ダサイ。とてつもなく。しかしそんな思いとは別に、彼が手に取ったのはそのとてつもなくダサイ、いや、大変センスのよろしくない花火だった。もしかして花火がしたいとか、そういう?視線を送る。彼はすでにこちらを見ていた。先ほどとは違う、今度は花が咲くような笑顔がそこにはあった。一回、溜息をつく。まさかこの年になって二人で花火とか、うん…まあ、悪くない。ほんのちょっと呆れた顔をみせて、それでも同意の旨は伝わるように握られていた手に力を込めた。
誘うような花火のけむりが、あたりを白く覆い尽くす。目の先にはしゃぐ彼の姿を、単純に、やたらと綺麗だななんて思った。火をつけてから、ほんの数十秒で終わりをつげる花火が、年を重ねるにつれ好きではなくなった。もちろん子供っぽい、だとか、熱いからいやだ、とか、他にも理由はあった。しかし一番はやっぱり、早すぎる終わりが自分に重なるような気がするなんていう、ちょっと情けないもので。でも、ただただ楽しいからと、面白いからという、それだけの理由で色とりどりの火を遊ぶ彼を見ていると、そんなことで嫌っていた自分がばからしく思える。目を細めて彼を見る。やっぱり、屈託のないその姿は、綺麗なのだ。
ぼんやりしていたせいで、いつの間にか手に持っていた花火がもう勢いを失っていて、ああ、次のを用意しないと、なんて意識が花火の束に逸れる。その瞬間、名前を呼ばれた。
「え、なに?」
「ほら、これ、みてよ!」
「えっ」
そこにはもう忘れかけていたような、絵と記号、名前。灰色のアスファルトにまるでチョークで書いたような字が浮かんでいた。懐かしい思い出が、はじけるような音を立てて頭のなかに広がる。昔、初恋を繰り返していた頃の思い出。ああ、この人はなんだって、こんなにも私を呆れさせて、それ以上に溢れんばかりに愛させるんだろう。
へたな字でまーくん、と書かれたその隣は空欄。自分で書くなんて恥ずかしくてできないよと口では文句を言いながら、新しい花火に火を付ける手はどこか、自分を急かすようだった。

★まーくんと私のハッピー☆ハッピー☆花火大会―フタリ・だけの・セカイ―★
〜完〜

うん。バカが過ぎたと思っている。これに15分も費やしたと思うと涙で前が見えません…。しかし後悔はしてない。反省はすごくしている。
にしてもまーくん…まーくんかわいいよまーくん…なにあれ…ほんと…私だってまーくんとあいあいがさ描きたいよ!つって!ロース奢ってあげたいよ!つって!どこまでもついていくよ!つって!!あの破壊力はすごい。相葉さん・・・いや、まーくんは世界中の女子を手の上でゴロンゴロン転がしやがるよ。でもまーくんの手の上なら自分から乗っかるよ!つって!ああもう彼の魔性っぷりはすごいすね。キミ・ハ・ムテキってそのまんま相葉さんに使う言葉だったんだね。知ってた知ってた。これからは一時的に大興奮したらまーくん!って言おう。そうしよう。