h,cut,SWITCH/現在も光って未だ光ってしまって

最後。Switch。今回のインタビューアーさんよかったなあ。淡々としていて、「自分、嵐大好きッスから!」っていう無駄なアツさがなくてとても読みやすかった。いや、嵐大好きでとにかく大好きで、っていう人のインタビューもとても好きなんだけど、読みきるには気合がいるので(笑)。今回はまったり読めたよ的な意味で。

相葉雅紀
「そんなもんなんですって、俺なんて。いろいろと知らないことだらけですよ。でもだから昔も今も楽しいんですよ」
松本潤
「〜(中略)ただ、ある取材で俺が、『長く応援してくれることも嬉しいけど、嵐が誰かの生活の楽しいきっかけに一瞬でもなれればもう満足だ』みたいな話をしたら、後で『そんなネガティブなこと言わないで』っていう声が届いたことがあって。『難しいな』って悩む日もありますね」
大野智
「地道。近道はしてこなかった。誰だって地味な努力ってしたくないじゃん?でも嵐は今思われているよりはしてきた方だと思う。こんな話はあまりしたくないけど」
二宮和也
「〜(中略)”若さ”も”老い”が、”楽しい”も”辛い”がなきゃ語れないわけであって。そういう意味では十年とはつまり嵐のすべてである、と言えると思います」
櫻井翔
「ただ言えることは、応援してくれる皆さんの夢たる存在でありたい。〜(中略)〜この先何が待ち受けているのかもっと面白いことに出会えるのかどうか。きっと十一年目に、それがかかっているんじゃないかって気がするんですよ」
とりあえず特に印象に残った部分。
抗えない変化のなかで、嵐が嵐でいようとする姿を見せてもらったような気がした、かな。
特に、大野さんがこのようなことを口にするのは大変珍しいと思う。普段は自分や自分たちの苦労だとか、そういうことを匂わせることさえしないので。なんだか驚いてしまった、けれど、やはりそれも今だからこそ…なのだろうなあとか勝手に深読み。明らかに取り巻く環境が変化した中での、葛藤がないはずもないよね。松本さんのそれは、GINZAで言っていたことだよね。昔は「応援してください」と言っていた人が、そう言うように、言えるようになった軌跡は十年で得られた一番大きなものなのではなかろうか。そして相葉さんは相葉雅紀らしくあろうと、相葉雅紀たらんとしている。相葉くんは相葉くんだよー、と、安心させてくれるような感じ。その安心感が、嵐を嵐としてつなぎとめているところもあるのだろう。「嵐がしっかり形成されてきたのは最近」という言葉に少し疑問を抱いていた私のわだかまりを解消してくれたのは二宮さんの言葉であるし・・・十年とはつまり嵐のすべてであると。その言葉に普段の照れ隠しなどなにもないし、すんなりと信じることが出来る。普段から信じていない、というわけではなくて、今まで以上に信じられる。そして櫻井さんはやはり「夢たる存在でありたい」と願っている。こうして、真摯に語ってくれるだけで、もうまったく私の夢たる存在であることは間違いない。

そうして十一年目がやってくるのか。そうかあ。十一年目はきっともっと大変なことになっている。でもそれは「きっと」という憶測の域を超えない。もちろん、未来はあずかり知らぬ場所にあるから・・・である。もし、嵐が知らぬ未来に今とはまったく別の場所にいたとして、それでも嵐は嵐なのだろうな、っていう。抗えない変化のなかで、嵐がここまで不変であることはもはや奇跡だなあ。そう在ろうとしてくれているから、なんだけどね。だからそういう部分が私の夢であり希望であり、一瞬の楽しみなのだ。ファンがどうであろうとスタンスうんぬんの話になろうと、新規だ古参だ言われようと、結局嵐が嵐であれば、私はもうなんでもいいんじゃないか、結局。

何回も何回も読んでるんだけど、なんか、本当に淡々としていて、「読み物」として楽しんでしまっている・・・せいか、言ってることがあんまり記事に関係ないようにみえる(笑)。いやあ、これもまた、いいものを読ませていただきました。いろいろな方法でもって、嵐が嵐であらんとする姿がまぶしい!私も見習わないとなー!なんか妙に元気もらっちゃいました。ありがとうありがとう嵐!

・・・で、今一通り読み返して思ったんだけど、これはなんというひどいポエム(笑)ですか。びっくりした。