h,CUT,switch/ドリームドリーム夢みてパッション

二個目はCUT。もはやCUT感想ではなく夢でありたい話でしかない…。そして心底うじうじしててウザイのでお気を付け下さい!

写真。なんかデジャヴ…と思ったけどもはやどこでデジャヴったかわからない。櫻井さん、最近B地区率高くない?あれ?気のせい?ストリッパーのときはB地区隠れてたし、やっぱり気のせいかな…。勝手にB地区要員にしてごめんなさい><しかし恐ろしくイケメンであるよ。この高水準ビジュアルが、「10年に一度の櫻井です」と言われても信じられるほどおそろしく美しい。十年ものですよ。テニプリでいうリョーマくんです。アレ?比較対象間違った?

で、テキスト。
まるで何かに追われるかのように「夢でありたい」と口にしている。と思ってしまった。実際は全くそのようなことはなく、きっとあるがまま自分の思うがままに口にしているだけなのだろうけど。でも、ここ最近やたらと顕著だ。
”嵐”の”櫻井翔”が発する言葉というのは、結局のところ嵐の総意、という風に取れるから*1、嵐はいまそうで在りたいと、こちら側に伝えているのだな〜なんて、妙に客観的に捉えている。

そうだなあ。誰かの、ほんのささやかな夢でありたい、と言う櫻井さんが見る先には何があるのかな。気になるけど見たくないんだよなあ。見せてくれないらしいからどうしようもないんだけど(笑)、彼にはもう先のビジョンが見えているようだし、ああ、こえーなーと。先の彼らの著しい成長と、昔の立ち止まって地団駄踏んでいた彼らの対比が少し物悲しいよ。世間の波は圧倒的に彼らの”暗いところ”を知らない人が多過ぎて*2、キラキラした/素顔だって当然笑顔の/仲間思いで優しくてかわいくていつだってニコニコしている嵐、というイメージが付きすぎている感。それって本当に「嵐が好き」なのかな、みたいなね、ほら、嵐ってキラキラしてるだけじゃないんだよーって。
まあこんなん私が、どうしても昔の地味で/マイナーで/アングラで/閉鎖空間で/決して世間の”流行り”にはなれないところ/が、好きだったから言ってるだけなんですけども。そんでそんな風に微妙に過去にとらわれっぱなしの私が思うに(笑)、今このタイミングでいきなり「夢でありたい」と口にしはじめたのは、きっと「今がその時」だと感じたからなんじゃあないかな、とか。
2005年や2006年にこの言葉を聞いたとしても、「うん!私の中で嵐は最初っから夢だったけどね!」と思う反面「でもこれ何人が聞いてるんだ?大多数に支持されてこそ初めて説得力が生まれるんじゃ…?」とか思うかもしれない。例えばデビューから2年目とかに「嵐は僕らの帰る場所です!」とか言われても説得力がないような、そういう感覚と似てる。それがいまこうして夢でありたいと言って、とんでもない人数の人がこの言葉を受け止め、咀嚼し、必要なれば嚥下している。それはもう、どうしようもなく「今だからこそ」起こりうることなんだよね。
で、先述した、嵐はキラキラ”でしかない”と思っている方々にもこの言葉は無条件に届くと。その人たちは私たちと同じく、「嵐は私の夢であってほしい存在だよ!」と思うんだろうな、と。しかし同じようにとらえているようで根本でまったく違う。それがどうもまた切ないな、なんて思ったりもしてですね。ささやかな希望やちいさな夢でありたいと思うまで・言えるようになるまでに、おそろしく色々なことがあったであろう人達の*3、ものすごく簡単な部分だけを掬って共感できる、ほど安易なものではない、と、思いたい。思うんじゃなくて。思いたい。言葉の表面だけで捉えることのもったいなさって計り知れないです、絶対。
私が知っているダイアラさんだとか友人だとかは、最近好きになったとか昔から好きとか関係なく、いろいろな嵐を知りたいと思うし知っていようと思うし、だからこそ”夢でありたい”とわざわざ言ってくれたことに、どこか支えられている、って人ばかりなんですね。もちろん私も、夢でありたい、と言う言葉に、ああなんてありがたいんだろう…とお辞儀したいぐらいだし。でもその言葉が、「キラキラした嵐は私の王子様!」風の捉えられ方が多いこの現状*4。それがやっぱり勿体ないんだーよー。
ううん、これもバブルってやつなのか。ちょっとうらみたいぞバブル。でもバブルがこなければ本人の口からこの言葉は聞けなかったかもしれないし。そもそもバブルははじけるからバブルなのであって…ああ…(頭を抱える)。

って、うん。長くなってしまいましたが、ただ私が今の特定のファン層(というかただ一時期のノリ/流行りみたいになってること)を斜めに見てうじうじしてるだけってことだよね。なんだこれ酷いな。此処まで読んで下さって有難うございます。そしてごめんなさい。いや、本当に。どなたか一人にでも共感頂ければうれしいなあと…いや嬉しいとは違うか。いやでも、ありがたいなあと思います。

*1:彼が彼なりにまとめ、構築し、提示したものに対し、嵐の誰一人として異論はない、のだとおもう

*2:勿論そうでない人だってたくさんたくさんいることを承知で

*3:だからこそ言える言葉でもあるし

*4:レビューだとか、某ミクシだとか、通りすがりに読んだブログだとかで嫌ってほど見かけてしまったのでした。