グリーンフィンガーズ感想

遅くなりましたが!以下GF感想になります。ソワレ・マチネ両部とも行けて、その内一回は千秋楽に行けて。大変よい経験をさせていただきました。久々の相葉舞台だったよ〜。舞台内容がアレでコレでというよりは、全体的な感想でっす。



いやあ、舞台うんぬんより先に、兎にも角にも相葉雅紀は美しかった。ほんっとうに美しかった。もう十何年も見てきて、相当近くで見たこともあるのに、やはり彼の美しさには一生(いい意味で)慣れない。いや嵐全員そうだし、アイドル全員そうなのだけど、にしても相葉雅紀というひとの長すぎる足とか小さすぎる頭とか、無表情な時の人形みたいな顔とか全部がとてつもなく完全な「パーツ」に見えるんですよね。いやはや、つくづく同じ人間とは思えないよ・・・。
で、本題。
舞台自体は、その前に映画を見ていて、とても素敵なあたたかい話であることは知っていたのであとはもう皆さんの演技・そして演出次第だなあと踏んでいて。個人的に一回目は割と緊張して挑んだんですね。スタオベのこともありましたし、まず相葉さんの舞台を見るのが一年ぶりということもありまして。相葉さんがどういう演技プランで来るのかなあ、とか、粗野で、どうしたって犯罪者で、という部分を、相葉雅紀なりに表現するとなればどういった方向から攻めてくるのかなあとか、色々考えてたんですよね。でもまあ始まってしまえば割と杞憂であることも多くて。勿論噛んでいたり、冗長な部分もあったり、演出も演技も甘い部分はありましたが、個人的に「誰もが幸せになれる」物語はどうしたって好感が持ててしょうがなくて!どう頑張っても犯罪者に見えない相葉さんはどこかアンバランスにも感じて、そこはもう「相葉雅紀相葉雅紀でしかなかった」と言うしかないんですが、だからこそ、「相葉雅紀のコリン」が見れたともいえるし。相葉さんの笑顔がみんなを幸せにして、観客も幸せにしてっていう連鎖が生で感じられる空間が非常に心地よかったです。
この舞台の仕事が、相葉さんが望んでいるものであったかどうか、ということを考えてしまえばそれはまた別の話になってしまって、どうにも陰鬱な方向で物事を捉えそうになってしまうんですが・・・少なくとも私が見に行ったときに感じた「相葉雅紀」は、演技を精一杯、自分のキャパを限界まで広げて表現していたし、共演者の方々もその誠意というか、真摯さに打たれるように・・・呼応するように演技していらっしゃったのではないかなあと。ああいった素晴らしい空間が出来たのも、まず一番はじめの部分に「相葉雅紀の舞台に対する誠意」があったからに他ならないのではないかな。確かに、演技についてはまだまだどうしたって手放しに褒めることが出来るレベルではないと思うんですよ。感情の起伏のテンポがはやすぎてちょっとついていけなかったり、声が聞き取りづらかったり、そういう部分ではまだまだこれからだなあ、と。でもそれを補って余りあるほど私は舞台が終わったあとふわふわとした幸せな気分になれてました。純粋に「あーよかった!なんか幸せだった!ふわっふわしたわー!」みたいな。「あいばまさき天使どころか美しすぎて堕天使レベルだったわー!」みたいな(笑)。
千秋楽は確か3回カテコがあった後、一人で2回ほど最後にまた出てきてくれて。会場中の拍手を一身に浴びる姿は誰がどうみても主役だったよー相葉ちゃん!キラキラしてました、うん、ほんと。泣いてたけどダーダーじゃなかったし。大阪までまだまだ頑張りますよ!って意気込みがそこにも感じられたような気がして凄く頼もしかったです。相葉さん、燕から随分変わったなあ。当たり前なんだけど、変わろうと思って変わるのって実はとてつもなく難しいことだから、彼が(きっと、多分だけど)そこまで得意分野ではないであろう演技という分野に於いて此処まで成長をこちらに見せてくれたのは凄く嬉しかった。
最後になりましたが、平さん。さすがの一言でした。台詞を噛んでも、あー日常生活でこれぐらい普通にあるあるう!みたいな風に観客を思わせられるって凄い。演技畑の人はやはり違うな、といった感じ。素晴らしい役者さんですね、本当に。平さんの舞台いつか見に行きたいなあ。平さんのとても自然でおおらかで温かい演技がだいすきなのです。

そんなわけでGF感想でした。なんか言いたいことがまとまってないような・・・読みにくくてすみません><ここまで読んでくださって有難うございました!相葉さんほんとお疲れ様!次は梅田ですね。最後まで事故のありませんよう無事終わることを心から祈っています。