I LOVE MOVIE

連続で嵐以外のエントリで申し訳!


ここ最近見た映画で個人的にヒットだったものを備忘録的に残しておくエントリ。嵐ちゃんの映画は嵐ちゃん映画として感想書きたいのでまた今度!しかし月間で何十本も観てる割には、「これだ!!」というものが少ないなあ。邦画は特に面白いと感じるものが少ない。邦画で一番最近見たのってなんだろうな〜と思い出そうとしても「阿修羅のごとく」ぐらいしか出てこない・・・でもきっとこれも違うんだろうな。はやくヘヴンズ・ドアが観たいもんです。ヘヴンズ・ドアの原作というか、外国版映画は観たよ〜すんばらしかった!

Shine a Light [DVD] [Import]
Shine a Light マーティン・スコセッシ監督による、クリントン元大統領主催のチャリティーライヴイベントの映画化。基本的にストーンズが好きな人は観にいくべき、どころか、観にいかねばならない、レベルの作品だと思ってます。もうこれを見るのは義務だよ義務。ファンとしての義務。スコセッシは映画の作りが上手いし、今回は特に”いらない部分はとことん排除”の傾向が見えてよかったなあ。まあそれを考えると最初にスコセッシが出てきてうだうだ言うのはいらないかなとも思ったけど、セットリストのくだりはスコセッシの慌てっぷりが面白いのでやっぱりよしとしようかな。・・・とにかく”現役”という言葉がこれほど似合うバンドも無いと、何百回も思ってきたことだが再確認。彼らの存在が今のロックシーンを支えているのは言わずもがな、それ相応の力を持っている。本当に本当にカッコイイんだよ〜全員が超かっこいいんだよ〜><!私は特にチャーリ・ワッツが大好きなのだけれど、この映画でもその魅力をあますところなく映してくれていて感動。みんな最高にかっこよくて最高にクレイジーで最高にキュート!もう5回観にいったんですけども、上映してる間は一番いい席ででっかいスクリーンで観たいのでまたいくかと。ほ〜〜〜んとよかった。ちょうオススメです。


SMOKE [DVD]
SMOKE もう十二年前の作品になってしまうんですね〜これ。恥ずかしながら物凄い最近、ジャケットに惹かれてレンタルしたんですが、もうとんでもなくいい作品でびっくりしまして。タバコ屋の主人オーギーと、小説家のポール、謎の黒人少年ラシードと、ガソリンスタンドのサイラス。さまざまな人が織り成す。静かで穏やかでどこか切ないヒューマンストーリーなんですが、物語のつくりが物凄い綺麗で、叙情的なんですよね。詩情豊かというか。主人公のオーギー役にはハーヴェイ・カイテル。ポール役にはウィリアム・ハートという素晴らしい配役も見所のひとつかな。この二人の最後の最後で行われる会話が、物語のメインコンセプトを集約しているようで、それに気づいたときはぶわっと鳥肌が立ちましたね。エンディングも必見。本当に、淡々とした映画なはずなのに、ほっこりした気分になれる良質な映画でした。銀熊賞取ってるんだよねーこれ。もっと早くに観とけばよかったな。


レールズ&タイズ [DVD]
Rails & Ties クリント・イーストウッド監督の娘であるアリソン・イーストウッド監督の作品。これも静かで淡々としていて、大きな見せ場は無いにも関わらず、心にふっと降りてくる作品でしたね。脚本が素晴らしい。娘さんということもあり、クリント・イーストウッドに影響されている部分も多数見受けられてなんだかほほえましくなりました。父の才能を受け継がんとする姿勢って素敵です。いや〜しかし、母を失った少年の悲しみのやり場だったり、余命いくばくもない妻の最後の幸せの向かう場所だったり、夫として一人の男として、妻への愛や少年への厳しさにゆれる姿だったり、見所がありすぎるぐらいです。ラストは号泣必至。音楽もいいな〜と思ったら、カイン・イーストウッド指揮なんだねー。やっぱりイーストウッド家は才能に溢れておるな。一番好きなイーストウッドは言わずもがなクリントだけれども^^ビデオもDVDも全部持ってる。大昔から大好きだー。